第29回集いの様子
- 2018/02/02
- 15:29
2018年1月27日、自然科学カフェの集い(第29回)を東京都中央区の銀座ルノアール貸会議室プラザ八重洲北口で開催しました。テーマは、「生命を構成する究極のブロック分子~タンパク質でブロック遊びしようよ!~」という、興味深く、また遊び心も感じるものでした。話し手の信州大学の新井亮一先生は、タンパク質に関する基本的事項から人工タンパク質の創製に関する最新の研究成果まで、分かりやすく解説してくださいました。タンパク質ナノブロックを組み合わせて、新たな人工タンパク質を創る話では、子供がおもちゃのブロックをいくつも組み合わせて遊ぶ例を用いて、研究の状況を伝えていただきました。また、人工タンパク質を創ることは、創薬やナノ素材の開発に応用できるだけでなく、生命システムを理解することにつながるという話を興味深く聴くことができました。参加者からは、それぞれ関心の高いことについて、さまざまな質問や意見が出ましたが、新井先生は一つひとつ丁寧に答えてくださいました。
さらに、ドリンクやお茶菓子を楽しみながらの総合質疑や意見交換が活発に行われました。この中では、人工タンパク質の形の数学的な規則性や、タンパク質の自己組織化と生命に関するものなどにも話題が及びました。一般市民が自然科学の果実を味わい語り合うことができるサイエンスカフェならではのひとときを楽しむことができたと思います。
さらに、ドリンクやお茶菓子を楽しみながらの総合質疑や意見交換が活発に行われました。この中では、人工タンパク質の形の数学的な規則性や、タンパク質の自己組織化と生命に関するものなどにも話題が及びました。一般市民が自然科学の果実を味わい語り合うことができるサイエンスカフェならではのひとときを楽しむことができたと思います。
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