自然科学カフェの集い(第8回)2015/5/23
- 2015/03/30
- 06:08
私たちの内なる「膜」の不思議 ~生体膜は化学反応にとってどのような場所か? 生体膜は「水」の中に「油」が作った膜で、その厚さは分子2個分しかありません。水と油の化学的性質は正反対といっても良いほど違います。生体膜は、水の中に油が2次元的に広がる、とても特殊な場なのです。生物の生存にとって必要不可欠な生化学反応の多くは、この特殊な生体膜で起こります。わたしたちは、1兆分の1秒を区別して観測する「時間分解...
次回は2015年3月28日(土)です。
- 2015/03/05
- 18:12
2月28日、自然科学カフェの集い(第6回)を開催しました。その様子はこちらをご覧ください。→第6回(2月28日)集いの様子また、集いで得た理解や感想などをまとめてコラムにしました。→[コラム]レゴのように第7回は3月28日です。お席は残りわずかです。参加ご希望の方は申込みをお急ぎください。自然科学カフェの集い(第7回)●日時:2015年3月28日(土)15時30分~18時●テーマ:宇宙に生命を探す●話し手:観山...
[コラム]レゴのように
- 2015/03/05
- 18:02
元素の周期律表は、メンデレーエフの時代から現在に至るまで、たびたび更新されてきたが、天然に存在する元素の数は92で変わっていない。一方、地球上には数千万種類の物質(化合物)が存在しているという。これらの物質には、地球の誕生時から存在していたもの、地球や生命の進化とともに生み出されてきたもの、さらには人類が特に産業革命以降新たに創ってきたもの、がある。 わずか百種類程度の元素から数千万種類の物質が...
第6回(2月28日)集いの様子
- 2015/03/05
- 17:49
2月28日(土)の午後、自然科学カフェの集い(第6回)を、喫茶室ルノアール(新宿3丁目)併設会議室で開催しました。今回は「輪とひもがつくる新しい分子世界」について、東京工業大学教授の高田十志和先生にお話していただきました。「輪」の形をした分子が鎖のようにつながった構造(カテナン)や、「輪」の中を「ひも」が貫通している構造(ロタキサン)について、出雲大社で購入したというカテナン状の小物を見せていただ...
次回は2015年3月28日(土)です。
- 2015/03/02
- 18:13
2月28日、自然科学カフェの集い(第6回)を開催しました。その様子と関連コラムを近日中に掲載しますのでお楽しみに。第7回は3月28日です。お席にまだ余裕があります。皆様、奮ってご参加ください。自然科学カフェの集い(第7回)●日時:2015年3月28日(土)15時30分~18時●テーマ:宇宙に生命を探す●話し手:観山 正見(みやま しょうけん)氏 広島大学 学長室特任教授 理学博士 大学院理学研究...